Linuxで文字コードを確認・変換するコマンド

Linuxでファイルの文字コードを確認したり変えたりするコマンドを簡単に説明します。

文字コードを調べるコマンド

  • nkf --guess ファイル名:このコマンドで、ファイルの文字コードを調べられます。
  • file -i ファイル名:これもファイルの文字コードをチェックする別の方法です。

文字コードを変える方法

  1. テキストエディタ(viやvim)を使う場合
    • :set fileencoding=新しい文字コードと入力して、ファイルの文字コードを変更します。
  2. コマンドラインを使う場合
    • iconvコマンドiconv -f 元の文字コード -t 新しい文字コード ファイル名 > 新しいファイル名
      • 例:iconv -f SHIFT_JIS -t UTF-8 shift_jis.csv > utf-8.csv
    • nkfコマンドnkf -新しい文字コード ファイル名 > 新しいファイル名
      • 例:nkf -w shift_jis.csv > utf-8.csv (ここでの -w は UTF-8の意味)

ログファイルをUTF-8で見る

  • tail -f サンプル.log | nkf -u -w:これで、ログファイルをリアルタイムでUTF-8の文字コードで見れます。

ファイルの文字コードを一括で変更

  • 例えば、.txt で終わる全てのファイルをUTF-8に変更したい時は、このコマンドを使います。
    • find . -name '*.txt' -type f -print0 | xargs -0 nkf -u --overwrite -w
  • 注意:作業を始める前に、ファイルのバックアップを取っておきましょう!

この方法で、文字コードの確認や変更ができます。

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