Playwrightは、ブラウザエンジンを制御し、ブラウザをエミュレートするためのライブラリです。

Playwrightは、ブラウザエンジンを制御し、ブラウザをエミュレートするためのライブラリで、Chromium、Firefox、WebKitなどのブラウザエンジンをサポートしています。これを使用して、ブラウザのエミュレーション、Webページの操作、テストの実行などが行えます。

以下はPlaywrightを使用してブラウザをエミュレートする簡単な例です:

const { firefox } = require('playwright');

(async () => {
const browser = await firefox.launch();
const page = await browser.newPage();

await page.goto('https://example.com');
// ここでブラウザをエミュレートした操作を行う

await browser.close();
})();

 

Playwrightは、Node.jsでブラウザをエミュレーションするための強力なツールです。必要に応じて、さまざまなブラウザエンジンを使用できます。

Playwright chromeをインストールしてなくても使える?

はい、Playwrightはブラウザを自動的にダウンロードしインストールする機能を備えており、特定のブラウザを事前にインストールする必要はありません。Playwrightを使うと、必要なブラウザエンジン(Chromium、Firefox、WebKitなど)を自動的にダウンロードし、利用できる状態にセットアップします。

例えば、以下のコードを使用してPlaywrightをChromeで使用する場合、PlaywrightはChromeを自動的にダウンロードしてインストールします。

const { chromium } = require('playwright');

(async () => {
const browser = await chromium.launch();
const page = await browser.newPage();

await page.goto('https://example.com');
  // ここでブラウザをエミュレートした操作を行う
// ページのタイトルを取得
  const pageTitle = await page.title();
  console.log('ページのタイトル:', pageTitle);

await browser.close();
})();

Puppeteerは、Node.jsで動作するヘッドレスChromeを操作するためのライブラリ

Puppeteerは、Node.jsで動作するヘッドレスChromeを操作するためのライブラリです。ヘッドレスChromeは、ブラウザのエンジンであるChromiumをバックエンドで動かし、プログラムからブラウザを制御できるようにします。

Puppeteerを使用すると、Webページのスクリーンショットを撮影したり、自動的にフォームを入力したり、DOM要素を操作したりすることができます。また、ページのスクレイピングやユニットテストなど、さまざまなタスクに使用することができます。

Puppeteerは、非常にシンプルで直感的なAPIを提供しており、使いやすいです。また、Chrome DevTools Protocolを使用しており、高度な操作やデバッグも可能です。

Puppeteerは、Node.jsのパッケージマネージャーであるnpmを使用してインストールすることができます。インストール後、Puppeteerのブラウザインスタンスを作成して、様々な操作を実行することができます。

例えば、以下のコードは、Puppeteerを使用してGoogleの検索結果のスクリーンショットを撮影する例です。

javascript
const puppeteer = require('puppeteer');

(async () => {
const browser = await puppeteer.launch();
const page = await browser.newPage();

await page.goto('https://www.google.com');
await page.type('input[name="q"]', 'Puppeteer');
await page.click('input[name="btnK"]');
await page.waitForNavigation();

await page.screenshot({ path: 'screenshot.png' });

await browser.close();
})();

この例では、Puppeteerを使用してブラウザを起動し、Googleのトップページにアクセスし、検索ボックスに”Puppeteer”と入力し、検索ボタンをクリックして検索結果ページに移動し、スクリーンショットを撮影しています。

javascript
const puppeteer = require('puppeteer');

(async () => {
const browser = await puppeteer.launch();
const page = await browser.newPage();

await page.goto('https://www.google.com');
await page.type('input[name="q"]', 'Puppeteer');
await page.click('input[name="btnK"]');
await page.waitForNavigation();

await page.screenshot({ path: 'screenshot.png' });

await browser.close();
})();

Puppeteerは、Webスクレイピングやテストを自動化するための強力なツールであり、Node.jsにおけるブラウザ操作のためのデファクトスタンダードです。

参考ページ
https://gihyo.jp/article/2022/09/rapid-learning-puppeteer-01

Node.jsでWebページを取得し保存する方法

Node.jsでWebページを取得し保存する方法
Node.jsでWebページを取得し保存する方法

Node.jsを活用して、特定のWebページからHTMLを取得し、ローカルファイルに保存する手順をご紹介します。このプロセスは、Webスクレイピングやデータ収集に有用です。

まず、必要なライブラリをインポートします。axiosはHTTPリクエストを行うため、cheerioは取得したHTMLを解析するため、そしてfsはファイルシステム操作のために使用します。

const axios = require('axios');
const cheerio = require('cheerio');
const fs = require('fs');

次に、スクレイピング対象のURLを定義します。この例では、あるテレビ番組のスケジュールを含むページを対象としています。

const url = 'https://tv.yahoo.co.jp/search?t=3&t=1&g=&d=2023-12-12&ob=&oc=&dts=0&dtse=0&q=&a=23&sort=2';

axios.getを使ってHTTP GETリクエストを行い、ページのHTMLを取得します。取得したHTMLはfs.writeFileメソッドを使用してファイルに保存されます。

javascriptCopy code

axios.get(url) .then(
response => {
const html = response.data;
fs.writeFile('output.html', html, (err) => {
if (err) {
console.error('File write error:', err);
return;
} console.log('HTML saved to output.html');
});
}) .catch(error => {
console.error('Error during data fetching:', error);
}
);

最後に、cheerioを使用して特定のHTML要素(この例では<title>タグ)の内容を取得し、コンソールに出力します。

このコードは、Node.jsを使った基本的なWebスクレイピングの一例です。データ取得からファイル保存までの流れを理解することで、より複雑なスクレイピングタスクに挑戦するための基礎を築くことができます。

AWS Lambda で、Headless browser ヘッドレスブラウザ Chromeなど動かすにはどうしたらいい?=>puppeteer !

AWS LambdaでヘッドレスブラウザをNode.jsで実行するためには、Puppeteerというライブラリを使用することが一般的です。PuppeteerはChromeブラウザを制御し、Webページのスクリーンショットを取得したり、ページの操作を自動化したりするための便利なツールです。以下は、PuppeteerをLambdaで使用する手順です:

  1. プロジェクトのセットアップ: ローカルでPuppeteerをインストールし、依存関係をパッケージとしてデプロイするためのAWS Lambda関数をセットアップします。以下のコマンドを使用して、Puppeteerと関連するライブラリをインストールします。
npm install puppeteer-core chrome-aws-lambda

 

chrome-aws-lambda パッケージは、AWS LambdaでヘッドレスChromeを実行するためのものです。

 

Lambda関数のコード作成: Lambda関数のコードを作成し、Puppeteerを使用して必要な操作を行います。以下は、簡単な例です:

 

const chromium = require('chrome-aws-lambda');
const puppeteer = require('puppeteer-core');

exports.handler = async (event) => {
  let browser = null;
  try {
    // Puppeteerの起動
    browser = await puppeteer.launch({
      args: chromium.args,
      executablePath: await chromium.executablePath,
      headless: chromium.headless,
    });

    const page = await browser.newPage();

    // ここでページの操作を行う

    const content = await page.content();

    return {
      statusCode: 200,
      body: JSON.stringify(content),
    };
  } catch (error) {
    console.error('Error:', error);
    return {
      statusCode: 500,
      body: JSON.stringify('An error occurred.'),
    };
  } finally {
    if (browser !== null) {
      await browser.close();
    }
  }
};

 

 

3. Lambda関数のデプロイ: 作成したLambda関数のコードをAWS Lambdaにデプロイします。また、適切なIAMロールを設定して、Lambda関数が必要な権限を持つようにします。

4. Lambda関数のトリガー設定: Lambda関数をトリガーする方法を設定します。例えば、API Gatewayを使用してHTTPリクエストに応答するように設定することができます。

  1.  

これにより、AWS Lambda上でPuppeteerを使用してヘッドレスブラウザを実行し、Webページの操作を行うLambda関数を作成できます。必要に応じて、Puppeteerを使用してスクリーンショットを取得したり、データをスクレイピングしたりすることができます。

 

node.jsで、「export const handler = async (event) => {…」「exports.handler = async (event) => {…」 これらは、書き方同じ?

「export const handler = async (event) => {」と
「exports.handler = async (event) => {」は、

基本的な構文の違いがあります。Node.jsにおいて、モジュールのエクスポート方法に関連しています。

  1. export const handler = async (event) => {
    これはECMAScriptモジュール(ESM)のエクスポート構文です。ESMはNode.js 14以降でサポートされています。この形式を使用すると、モジュールのエクスポートとインポートにimportおよびexportキーワードを使用できます。
    (新しい方)
  2. exports.handler = async (event) => {
    これはCommonJSモジュールのエクスポート構文です。Node.jsの古いバージョンから使用されており、多くの既存のNode.jsコードで見られます。exportsオブジェクトを使用して、モジュールのエクスポートを行います。
    (古い方)

一般的に、新しいプロジェクトやNode.jsバージョン14以降を使用する場合、ESM構文(exportキーワード)(1の方)を使用することが推奨されています。ただし、既存のコードベースやCommonJSモジュールを使用する必要がある場合は、exports(古い方)を使用することもできます。

選択肢はどちらも正しい構文であり、どちらを選ぶかはプロジェクトの要件とNode.jsバージョンに依存します。ただし、新しいプロジェクトではESMを使用することが一般的になっています。