探検ファクトリー「東京ドームから医療用テントまで!大型テント製造工場」
令和5年2月4日放送 NHK総合
すっちー 礼二(中川家) 剛(中川家)
生産数アップで医療用テントが大活躍!
最近、世界的なテント製造企業の工場見学に行ってきました。
その企業は、医療用テントの生産数を大幅に増やしたことで注目を浴びています。
一体どのような製造工程でこの素晴らしいテントが生まれるのでしょうか。
工場では、テントの構造に欠かせない膜と入り口の膜を手作業でつなぎ合わせる作業が行われていました。
職人の桐原明美さんが膜に補強の紐を縫い付け、一つずつ「ハトメ」を打ち込んでいきます。
手仕事ながらも、彼女の熟練した技術が光り、テントが完成するまでのプロセスが進んでいきます。
そして、テントの組み立て作業です。
鉄骨の上に広げた膜をベルトでしっかりと固定し、テント自体の完成です。
この際、驚くべきことに、たとえ人がたたいても膜はビクともしません。
その丈夫さは、どんな状況でも安心して避難所や医療施設として活用できることを示しています。
生産数が大幅に増えたテントは、災害時の医療用テントとして大活躍しています。
災害発生時には、テントを膨らませることで、瞬時に安全な空間を提供することができます。
さらに、外部の空気清浄機を接続することで、PCR検査場としても使用することができるのです。
これにより、一つのテントで多機能な施設として活躍しています。