探検ファクトリー▽岡山・倉敷 ジーンズの聖地 世界中で愛される品質・色あい
令和5年3月17日放送 NHK総合
すっちー 礼二(中川家) 剛(中川家)
児島:日本のジーンズの町!
ジーンズといえば、アメリカのカジュアルファッションの代表格ですが、実は日本にはジーンズの町があるんです!それが児島です。
ここでは、すべて手作業の縫製工場が集中しており、生地や縫製などが分業されています。
だからこそ、児島はジーンズの町として知られているのです。
児島の工場では、裁断作業は無駄のないようプログラミングされた機械が行っており、縫製は職人さんたちが手作業で行っています。
驚くことに、たった10人ほどの職人さんがジーンズを作り上げているんですよ。
しかも、彼らは自社製品だけでなく、有名メーカーからの仕事も請け負っているんです。
ジーンズ作りの工程を見学してみたことがありますが、その丁寧な手仕事には本当に感動しました。
特に腰部分の巻き縫いという技術は、難しくて習得には3年もかかるそうです。
まさに職人技ですね。
でも、児島の職人さんたちは、5年ほどでほとんどの行程を習得することができるんです。
その技術の高さには驚かされます。
若き職人たちの夢!
児島の職人さんたちは、技術の習得が早く、将来独立して自分のブランドを立ち上げたいという夢を持っています。
番組で取り上げられていた川村さんも、今年入ったばかりでありながら、すでに自分のブランドを立ち上げることを考えているそうです。
彼らの情熱と夢には感動を禁じ得ません。
ジーンズは世界的な人気がありますが、帝国デニムといった日本のジーンズブランドも注目されています。
児島の職人さんたちが独立してブランドを立ち上げることで、さらに日本のジーンズ業界が躍進することを期待しています。
児島の魅力に触れてみて
児島のジーンズ工場は、機械の力と職人さんの技術が息づいています。
手作業で丁寧に仕上げられたジーンズは、他のものとは一味違った魅力を持っています。
その品質とデザインには、日本ならではのこだわりが感じられます。
児島の職人さんたちの情熱と技術を知ることで、ジーンズへの新たな興味が芽生えるかもしれません。
ぜひ一度、児島を訪れてみてください。
そこで出会う職人さんたちの熱い思いに触れることで、ジーンズの魅力をより深く感じることができるでしょう。