探検ファクトリー「へら絞りマスター！創業からの技術を伝授」

探検ファクトリー「ドラマ舞台の街超絶技術者大集結照明器具工場」

2022年10月21日放送　　NHK総合
すっちー礼二（中川家）剛（中川家）山下美月（乃木坂46）

先日、私は大阪・東大阪を訪れました。
この街は花園ラグビー場や約6000もの町工場が軒を連ね、モノづくりのまちとして知られています。
その中でも、今回私は1961年創業の照明器具を製造する町工場を訪れることができました。

草場寛子さんが経営する工場では、商業施設や店舗向けの照明器具を年間約10万台も製造しているのだとか。

照明器具というと、目には見えにくい存在ですよね。
しかし、実は照明器具は施設の雰囲気や空間の印象を決める重要な役割を果たしているのです。

そのため、草場さんの工場では細心の注意を払いながら、一つ一つの照明器具を作り上げているそうです。

そして、私が特に興味を持ったのは「へら絞り」という技術でした。
へら絞りは、ヘラ棒を使って金属板を薄く伸ばしながら加工する技術です。

この技術には熟練が必要で、さまざまな形を作り出すことができるそうです。

私は実際にへら絞りを体験する機会を得ました。
ヘラ棒を使いながら金属板を伸ばす作業は、思っていたよりも難しかったです。

剛さんという方も同じように感じていたようで、ヘラ棒の長さや作業の難易度について提案していました。

しかし、草場さんら職人の方たちは、そんな私たちの要望や感想に対しても優しく、丁寧に対応してくださいました。
彼らが磨き上げた技術と経験を活かして、私たちの要望に合わせた形状の照明器具を作り上げてくれました。

この経験を通じて、私はへら絞りの技術の素晴らしさに感動しました。
照明器具はただ光を供給するだけではなく、その形やデザインが場の印象を大きく左右することを改めて実感しました。

そして何よりも、草場さんの工場で働く職人たちの技術と丁寧な対応に感謝の気持ちが湧きました。

彼らの技術やこだわりが、大阪・東大阪のモノづくりの心を支え、街の魅力を高めているのだと再認識しました。

へら絞りの技術は、日本の職人技術のひとつとして誇りに思いたいです。
これからも私たちは、職人たちの技術やこだわりに触れながら、モノづくりを応援していきたいと思います。

#モノづくり #職人技術 #大阪