西武ライオンズの2023年シーズン振り返り
歴史に残るシーズン、信じられない本塁打数!
今年の西武ライオンズは、ひときわ注目を集めるシーズンとなりました。
なぜなら、チーム最多本塁打が中村剛也内野手と佐藤龍世内野手の「7本」という驚くべき数字だったからです。
これまでの西武とは考えがたい珍記録であり、ファンにとっては少々衝撃的な結果でもありました。
球団としては、1951年の63本塁打を前にして、ワースト記録を更新するかもしれないという危機感が漂っています。
このままでは球団初、本塁打の2桁到達ならず?
さらに厳しい現実が待っていました。
もしこのまま2桁本塁打の打者が出なければ、球団としては初の快挙となってしまうのです。
12球団の中で1桁本塁打というケースは歴史的にも少なく、ファンとしては「何とかこの記録を更新したい」という願いを抱いていることでしょう。
過去には近鉄やロッテ、楽天などの例もありましたが、やはり西武にはもっと打撃力を発揮してほしいと願うファンが多いはずです。
育成の西武の未来はどこへ?
西武には、これまで多くの強打者が育ってきたという実績があります。
しかしながら、昨年新設されたハイパフォーマンスグループの影響で、練習時間や内容が制限されるようになりました。
コーチ陣からは「振り込み不足」や「練習量が少ない」といった声も上がっています。
伝統の「振り込む」文化が失われつつある中で、選手たちがどう活躍していくのか、今後の育成方針に対する期待と不安が混ざり合っています。
最終戦の雨天中止、締まらないシーズン!
そして、最終戦が雨天中止となり、何とも締まりのない形で2023年のシーズンが幕を閉じました。
渡辺久信監督代行や新たに就任する西口文也監督の会見の予定も変更されることとなり、ファンにとっては盛り上がるはずのセレモニーが虚しく感じられたかもしれません。
こうした流れは、さらなる新たなスタートへの第一歩ともなり得るかもしれませんが、果たしてどのようにチームが再生するのか興味が尽きません。
希望の兆し、源田壮亮と今井達也の存在
西武ライオンズにとって、このシーズンは試練のときであったかもしれませんが、源田壮亮選手や今井達也選手の存在には希望の兆しがあります。
この若手選手たちが今後どのように成長し、チームを牽引していくのか。
ファンとしても、来シーズンの活躍を楽しみにしながら、応援し続けたいと思うことでしょう。
今後の展開が非常に楽しみです!