松山恭助選手の西武ファンとしての熱い思い
フェンシング金メダリストの意外な一面
パリ五輪で日本に史上初の金メダルをもたらしたフェンシングの松山恭助選手。
この豪傑な選手が実は、埼玉西武ライオンズの熱烈ファンだということをご存知でしょうか?オリンピック後、多くのWest Japanファンから祝福のメッセージを受け取り、SNSでもその嬉しさを語っています。
松山選手がライオンズに対してどのような想いを抱いているのかを深く掘り下げてみました。
巨人から西武へ、松山選手のファン歴
松山選手は浅草出身。
特におばあ様が東京ドーム近くに住んでいたこともあり、彼のこどもの頃はジャイアンツが身近な存在でした。
その影響で、小学校時代には「巨人が好き」という軽い気持ちを持っていたそうです。
しかし、運命の出会いが待っていました。
2008年、パソコンゲーム「ファミスタ」にて出会った西武の選手が使いやすく、そのことが彼のライオンズへの愛情を一気に深めるきっかけとなったのです。
これが「ガチの西武ファン」としての第一歩だったとは、なんとも心温まるエピソードです。
最初のライブ観戦とファン感謝デーの思い出
松山選手が最初に西武ドームを訪れた際の印象は、少し意外にも「ちょっと遠いな」というものでした。
初めて行ったのは中学生の時で、兄と一緒に出かけました。
2時間弱かかる距離を兄弟で「遠いね」と言い合いながら楽しんだ思い出は、今でも心に残っています。
そして、2010年のファン感謝デーには、選手全員とのハイタッチやキャッチボールを体験したという特別な出来事も訪れました。
この時、一緒に名前を挙げられた選手たちとの交流は、彼にとって貴重な記憶として刻まれたことでしょう。
印象深い試合と感動の瞬間
松山選手の心に深く残っている試合の一つに、2011年7月31日のオリックス戦があります。
この試合で中島選手が逆転勝利を決める見事なパフォーマンスを見せ、彼自身の誕生日を祝う形でのヒーローインタビューも含め、ファンとしての喜びは計り知れなかったでしょう。
「めちゃくちゃかっけぇな」と感動を口にする彼の姿からは、勝利の喜びや選手への深い敬意が伝わってきます。
この瞬間こそが、松山選手のライオンズ愛をさらに強めるものであったのです。
夢の舞台での叶えたいこと
金メダリストとしての肩書を持つ松山選手ですが、彼の心の底にあるのは西武への愛です。
実際、彼は「ライオンズにいま最も必要なことは何か?」という問いに真摯に向き合っています。
「始球式をやりたい」という夢も持っています。
ファンとしての誇りを胸に、彼がこの夢を叶える日が来ることを心から願いつつ、これからの松山選手の活躍を応援したいと思います。