神戸の震災モニュメント巡り:教訓を未来に生かすウォーク体験

神戸での震災モニュメント交流ウォークに参加して

震災の記憶を残す意義

先日、兵庫県神戸市で行われた「震災モニュメント交流ウォーク」に参加しました。
このイベントは、来年で阪神淡路大震災から30年を迎えるにあたり、私たちが忘れてはいけない震災の教訓を思い出すためのものです。
参加者は約50人。

さまざまな世代の人々が集まり、共にその歴史を学ぶ姿勢がとても印象的でした。
震災を経験した方々の生の声を聞くことで、心に響くものがありました。

御影小学校での思い出

特に印象に残ったのが、震災で犠牲となった児童6人の名前が刻まれた御影小学校の訪問です。

PTA会長を務めた小坂進さんが当時の様子を語る姿は、参加者全員の心を打ちました。
彼の語るエピソードからは、当時の悲しみや、その後の地域の絆が伝わってきました。
「忘れないことで、未来を守る」というメッセージが心に刻まれました。

慰霊碑巡りの重要性

その後、弓弦羽神社や網敷天満神社を訪れた時、犠牲者の名前が刻まれた慰霊碑に手を合わせる人々の姿を見て、胸が熱くなりました。
震災の記憶を風化させないためにも、こうした訪問は必要不可欠です。
私たちの世代が、次の世代へ震災の教訓をしっかりと伝えていく役割を果たさなければと感じました。

NPO法人の活動について

このイベントを主催したNPO法人「阪神淡路大震災 1.17希望の灯り」では、震災について学び、語り合う「伝承合宿」を11月に開催予定です。
参加者同士での意見交換や、震災に関する知識を深める貴重な機会になりそうです。
震災からの復興や防災についての議論をする場が提供されることは、非常に大切だと思います。

未来へのメッセージ

今回の交流ウォークを通じて、多くのことを学び、考える機会を得ました。
震災の教訓を風化させず、次世代に伝えることの重要性を忘れないようにしたいです。
参加された皆さんの真剣なまなざしや、同じ思いを持つ仲間との交流に、心が温まりました。

このような取り組みを続けていくことで、神戸の未来がより明るくなると感じています。

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