探検ファクトリー「金沢 アイデアで現代に輝く 金箔(ぱく)工場」
令和5年1月20日放送 NHK総合
すっちー 礼二(中川家) 剛(中川家)
極限の薄さへ!奥深い金箔の世界
日本で作られる金箔の大部分は、驚くべきことに石川県で生産されています。
この地域では湿度が高く、静電気が起きにくい環境が整っており、金箔の生産にとても適しているのです。
ある工場を訪れた時、驚きの品々に接することができました。
首脳会談の際にトランプ前大統領に贈られた贈り物として作られた文箱や、まさかの食べられる金箔まで!そして、驚くべきことに、日用品から時計塔に至るまで、金箔は様々な用途で使用されているのです。
感想:金箔の世界には奥深さがありますね。
たった一枚の金箔が、文箱や食品にまで活用されるなんて、考えただけでワクワクします。
日本の伝統工芸品としての技術だけでなく、金箔の幅広い使われ方にも感動を覚えました。
#金箔 #石川県 #伝統工芸
伝統工芸士による「金合わせ」の魅力
今回は、金箔を作る過程の一環である「金合わせ」を伝統工芸士の方々に見学させていただきました。
金合わせとは、金を溶かす作業のことで、その様子を間近で見ることができました。
微量の銀と銅が加えられ、合金にする工程は、職人の技術と経験の集大成なのです。
そして、圧延機にかけて帯状に伸ばされ、時間をかけて徐々に薄くされる様子は見事そのものでした。
金箔が滑らかなグラシン紙に包まれ、1日をかけて1000分の5ミリになるのです。
さらには、約1トンもの振動で半日以上かけて延ばされ、ウイルスの直径と変わらぬ驚くべき薄さに仕上げられるのです。
感想:金合わせという作業は、まさに技術と職人の粋が結集したものです。
金箔が徐々に薄くされていく様子を見ると、何か不思議な感動を覚えます。
その薄さには驚くばかりで、ウイルスの直径と同じだなんて、考えるだけで目を瞠るばかりです。
職人の技と努力が生み出す美しい金箔には、感銘を受けました。
#金合わせ #伝統工芸 #職人技