探検ファクトリー地元で愛されるパン工場 東北名物パン作りを支える技!
令和5年10月7日放送 NHK総合
すっちー 礼二(中川家) 剛(中川家)
盛岡・東北で愛されるパン工場
東北地方で愛され続けているパン工場を訪れました。
なんとこの工場は、今年で創業75周年を迎える歴史ある工場なのだとか。
私は製造されているさまざまなパンを見せてもらうことができました。
この工場では、現在70種類以上のパンが作られているそうです。
発売以来、多くの人に愛され続けているパンもたくさんありました。
東北で人気No.1のパンは豆パン
工場内を探検すると、広々とした工場内で365日24時間稼働している様子が目に入りました。
なんと1日に18万個のパンが作られているのだとか。
その中で、東北で人気No.1のパンは「豆パン」です。
豆パンは、豆を表面に浮き出させるために伸びやすい生地を使用しているそうです。
また、豆パン専用のエリアでは、生地を約15分休ませる工程も行われていました。
さらに、豆パンに合う甘納豆も特注しているとのこと。
豆パンへのこだわりが感じられました。
繊細な工程に見入る
次に私たちは、工場内の繊細な工程を見学することができました。
生地に包んだ豆を均等に散りばめる作業や、もみ出しという独特な工程に挑戦しました。
作業の際には手本を見せてもらいながら、力を込めて取り組みました。
もみ出しを終えた生地は、発酵ルームへ移されます。
焼き場の室温は40℃以上にもかかわらず、職人たちは一つ一つのパンを丁寧に焼き上げていました。
最近ではAIも導入され、パンの品質チェックを行っているようです。
技術の進化にも驚かされました。
味の決め手、マーガリンの塗布
最後の工程は、味の決め手となるマーガリンを塗布する作業です。
まるでアートを作り出すように、パンに均等にマーガリンを塗っていく様子は見ていてとても美しかったです。
この作業によって、パンの味わいが決まるのだとか。
私たちが試食したパンも、この工程によって美味しさが引き立っていました。
ついつい手が止まらず、何度も試食をしてしまいましたが、東北で愛され続けている豆パンの魅力に触れることができ、本当に充実した体験でした。
東北地方の方々は、この工場で作られた美味しいパンに感謝の気持ちを持っていることでしょう。
私もその一人です。