探検ファクトリー▽乃木坂46・山下美月が探検！空間をがらっと変える照明器具
令和５年2月24日放送 NHK総合
すっちー 礼二（中川家） 剛（中川家） 山下美月（乃木坂46）
挑戦を続けるパワフル社長、草場寛子さんの物語
草場寛子さんは、大手電機メーカーの下請け工場として長年にわたり照明器具を製造してきた会社の社長です。
2009年、たった35歳で社長に就任した彼女は、経営の舵を握ることになりました。
しかし、東日本大震災の影響によって省エネ志向が高まり、照明業界の主流は従来の電球から消費電力の少ないLEDへと移り変わりました。
しかし、草場寛子さんは決して立ち止まることはありませんでした。
彼女は下請け体質からの脱却を掲げ、独自の取り組みを始めました。
へら搾りの技術を生かし、自社ブランドのオリジナル照明を作り出したのです。
その結果、国内外から高い評価を受け、自社ブランド製品は現在の売上の約30％を占めるまでに成長しました。
草場寛子さんはさらなる変革を求め、製造現場と事務所の壁を取り払いました。
一体化された環境で仕事をすることで、従業員同士のコミュニケーションがより円滑になり、チームワークも向上しました。
これによって、品質向上や新しいアイデアの共有が可能となり、会社の将来に明るい兆しをもたらしています。
挑戦を続ける草場寛子さんから学ぶべきこと
草場寛子さんの物語から学ぶべきことはたくさんあります。
まず、彼女は動き続けることが重要だということを教えてくれます。
照明業界がLEDに変わった時、彼女はただ受け身になることなく、自社の強みを活かしたオリジナル商品の開発に取り組みました。
この決断が、彼女の会社を成功に導きました。
また、草場寛子さんは常に変革を恐れませんでした。
壁を取り払い、新たな環境を創り出すことで、従業員のモチベーションやチームワークを向上させました。
彼女は変化を受け入れ、積極的にチャレンジする姿勢が成功への道を切り拓いたのです。
このような草場寛子さんの姿勢や取り組みは、私たちにも活かすべきことがたくさんあります。
新しい状況に対して柔軟に対応し、自身の強みや個性を活かして挑戦をすることで、私たちも素晴らしい成果を得ることができるのです。